昨日4日(木)、「鈴木優人チェンバロ・リサイタル」がホテル日航福岡のチャペルにて行われました。
鈴木氏は指揮者,ピアニスト,チェンバリスト,オルガニスト、作曲家,演出家、プロデューサーなど幅広い音楽分野で活躍する「次世代の天才」と評されています。
氏はフォレストヒルにも過去2度お立ち寄りいただいたことがあり、その際そのお人柄の素晴らしさに触れることができました。
このコンサートは鈴木氏がバッハの鍵盤作品を連続して取り上げるチクルスの第1弾として行われ、当夜はJ.S.バッハの平均律クラヴィーア曲集第1巻、プレリュードとフーガが全曲演奏されました。
演奏の素晴らしさはさることながら、当日は鈴木家で長年愛用されているチェンバロを持ち込んで行われるなど、今回の演奏会にかける意気込みを感じられる演奏会だったと思います。
私たちは昼公演だったのですが、このあと数時間後に夜公演も行われるという事で、この大曲を1日2公演するという氏のエネルギーの凄さにあらためて感銘を受けた演奏会でした。