4月2日(土)に、フルーティスト関根雅裕先生を講師にお迎えして、アンサンブル講座を行いました。
関根先生はドイツ在住27年で、現在当地の音楽学校にて教鞭を執られるほか、ヨーロッパ、日本にて演奏活動をしておられます。また年間4〜5回帰国して日本各地でレッスンをされています。
フォレストヒルミュージックアカデミーにおきましても関根先生の帰国に合わせてフルートの個人レッスンを行っています。フルートの生徒さんも募集していますので、フォレストヒルまでお問い合わせください。
この度、当アカデミーでは旋律楽器とギターによる室内楽を学ぶ場として、「第1回アンサンブル講座」を行いました。
今回の受講者は当アカデミー講師の大塚勇馬先生、今年パリ国立高等音楽院に留学する森田莉子さんでした。
以下、2人より受講してのコメントをいただきました。
◾森田莉子
レッスンでは、室内楽における沢山の知識や演奏方法を学ぶことができました。また、目指す音楽をイメージし感覚として掴みながら、その音楽をつくっていくための考え方や実際の練習法などを論理的に教えていただきました。
◾大塚勇馬
リハーサルなどの現場で求められる室内楽の音楽作りの過程を実際に体験しながら、良い音楽を共作していくために必要な手段や心掛けを学ぶことができました。(発音や音量の違いがある他楽器との合わせ故に明瞭な表現が求められる場面が多く、普段からそこを見据えた練習をしていく必要性を感じました。)
室内楽が殆どは初めての自分にとっても丁寧で分かりやすいレッスンで、アンサンブルの難しさだけでなく、その先にある楽しさや学びに満ちた世界を知ることができました。
講師プロフィール
◾関根雅裕(せきね まさひろ)
ベルリン州立ヨーゼフ・シュミット音楽学校非常勤講師,ベルリン・レジデンツオーケストラフルート奏者,シュタットオルケスター・ケペニック音楽監督。
東京音楽大学,ベルリン・ハンス・アイスラー音楽大学を卒業。フルート,ピッコロ,フルート教育を学ぶ。
日本国内では室内楽を中心とした演奏活動に並び,「函館フルートセミナー」や「活水女子大学音楽学部フルートセミナー」に講師として参加している他,各地でセミナーを開いている。2019年及び2021年には九州ギター音楽協会主催「九州ギター音楽コンクール」にてゲスト審査員を務めている。