フォレストヒル音楽工房では来る7月26日(金)、大名MKホールに於きまして「大塚勇馬ギターコンサート」を主催いたします。
大塚勇馬先生は当フォレストヒルミュージックアカデミーギター科講師を務める他、各地で演奏活動を行っています。
九州トップクラスの実力を持つ大塚勇馬先生によるこのコンサートではギターの名曲から技術的にも音楽的にも難曲と言われる作品まで、興味深い内容となっています。
以下、大塚勇馬先生のコンサートに向けてのコメントをご紹介します。
『今回のコンサートではロマン〜近現代の作品を中心に様々なスタイルの小品・接続曲(オペラ等を基にしたメドレー)・組曲を集めたオムニバス形式のプログラムをお届けいたします。
ジュリアーニが作曲した「ロッシニアーナ第2番」はロッシーニのオペラを基に作られた大曲で、こちらは当時のイタリアの名工ガエタノ・ガダニーニ2世による19世紀ギターでの演奏を予定しております。
スペインの作品からは、「アラビア風奇想曲」や「アストゥリアス(前奏曲)」といった王道の名曲の他、トゥリーナの「ファンダンギーリョ」やアセンシオの小曲集「内なる想い」といった非ギタリストによる近現代の作品も演奏いたします。各曲を通してスペイン発祥の楽器としてギターが持つ響き・歌心・表裏一体の暗と明の呼応を味わっていただきたく思います。
イギリスの作曲家、ウォルトンによる「5つのバガテル」は鮮烈な変拍子・フランス音楽的な色彩感・キューバ風の旋律等の要素で巧みに構成された楽曲であり、先述のスペインの作品(特に「内なる想い」はほぼ同時期の作品)とはまた少し異なるギターの一面を味わっていただけると思います。
これまでに私が取り組んできた作品の中から、「ギターを初めて聴く方にどのような楽曲を通して魅力を伝えたいか」という視点で選曲をしております。お越しくださった皆様それぞれに心に残る一曲を見つけていただけるように精一杯演奏いたします。
今回のソロコンサートを企画・主催してくださるフォレストヒルに御礼申し上げますとともに、皆様のご来場を心よりお待ちしております。』(大塚勇馬)
皆さま、ぜひ会場にお越しください。
詳しくはチラシをご覧ください。