皆さまこんにちは。
突然ですが、バロックリュートという楽器をみなさんご存じでしょうか？
ギターと同じ撥弦楽器の一つで、バロック期 (17世紀初頭〜18世紀半ば) に最も用いられた古楽器です。
形状はギターにも似ていますが、起源はアラビアの民族楽器のウードと言われています。
なんといっても特筆すべきはその弦の数で、13コース24本！という、とんでもない本数でしょう。。。
しかし、その分低音域が拡がり、多くの要求に応えられる可能性を持ちあわせています。
音色は、音量こそはそこまで大きくないものの、素朴な音の粒だちがとても聴く側に心地良い、純粋な響きの出る楽器だと思います。
リュートは室内楽でも多く演奏されますが、独奏楽器としても多用され、J.S.バッハやS.L.ヴァイスを始めとする多くの作曲家がリュートのために作品残しています。それらの作品は今日のギター演奏家にとっても、編曲して演奏可能な貴重で重要なバロック期のレパートリーとなっています。
この度フォレストヒル音楽工房は、そんなリュートの演奏家としてヨーロッパで最も活躍する日本人、今村泰典氏をお迎えしてバロックリュートリサイタルを9月30日(水)に開催いたします。
スイス在住の今村泰典氏は、西洋音楽の生地であるヨーロッパで数多くのコンサートで演奏、また通奏低音者としてC.バルトリやT.ベルガンサなどの一流音楽家と共演しています。録音したCDの枚数は130を超える、日本を代表する古楽器奏者です。
また今村氏は後進の指導にも力を入れており、毎年各地の講習会に招かれ指導にあたる他、フランスとドイツの音楽大学で教授として教鞭を執っています。当アカデミーギター科講師の近藤史明と上野芽実もフランスのストラスブール国立音楽院で今村氏に師事しました。
弊社が主催する今村氏の来日コンサートは、2008年以来4度目となります。
日本では実演を聴く機会が非常に少ないバロックリュート作品を、リュートを自在に操る今村氏の素晴らしい演奏でお楽しみ下さい。
皆さまのご来場を心よりお待ちしております。
ご予約はフォレストヒルまで。
電話：092-715-3828
メール：info@foresthill-morioka.com
Webショップ：こちら
詳しいコンサート情報はフォレストヒルHPをご覧下さい。
9月30日(水) 19:00開演 (18:40開場)
九州キリスト教会館4F礼拝堂 (福岡市中央区舞鶴2-7-7)
入場料：一般3,500円 学生2,000円 (当日各540円増)
※フォレストヒルミュージックアカデミー生徒は1割引
主催・問い合わせ：フォレストヒル音楽工房
092-715-3828 info@foresthill-morioka.com
