来たる9月8日(日曜日、14:00開演)、あいれふホールに於きまして『竹内竜次(gt)&石井暁子(fl)デュオリサイタル〜CD「巴里に帰りて」発表記念』を主催いたします。
今回のデュオリサイタルはフォレストヒルミュージックアカデミー講師の竹内竜次先生、奥様でフルートの石井暁子先生がフォレストヒルレコーズよりリリースするデュオCD「巴里に帰りて」の発表に伴うものです。
竹内竜次先生は別府市出身で、パリ・エコールノルマル音楽院に留学。帰国後はフォレストヒルミュージックアカデミーほか、各地で教授活動を行うほか、ソロ、室内楽など精力的に活動しています。
コンクールでは学生ギターコンクールにて最優秀賞、スペインギターコンクールにて優勝、また国内で最も権威のある東京国際ギターコンクールで首席など輝かしい経歴を持っています。
フルートの石井暁子先生は東京都出身で、パリ・エコールノルマル音楽院に留学。帰国後は各地で教授活動を行うほか、ソロ、室内楽など精力的に活動しています。
今回リリースするアルバムは「巴里に帰りて」と題するように両先生が学んだパリへの想いが原点となっています。
以下、CD「巴里に帰りて」のブックレットに掲載する挨拶文にこのアルバムへのお2人の想いが語られています。
《Revoir paris ~巴里に帰りて〜
このCDに収められている曲は全てパリを経由しています。
しかしながら、個人的な思い入れや、思い出のひきだしの奥から、引っ張り出してきた曲ばかりで、決してフランス音楽の解説書のような大層なものではありません。
私たちはいくつかの幸運とご縁が重なり、しばらくの時間をパリで過ごすことができました。そんな経緯もあって、ここにご紹介する作曲家たちが、パリで感じた心象風景みたいなものを、ほんの少しだけ身近に感じられる気がするのです。
トレネが久しぶりにパリの空気を吸った時の喜び。バルトークが初めてドビュッシーを聴いた時の衝撃。オランピア劇場でスポットライトと喝さいを浴びたピアフの沸き立つ高揚感。理解を得られないまま、異邦人として過ごさねばならなかった晩年のタンスマンの深い哀しみと孤独。そして、両親と子供達をアルゼンチンに残してまでも、新しい何かを求めてパリに降り立ったピアソラの不安と覚悟、、、。
そんな彼らがパリで感じたであろう心の震えが、皆さまのもとまで少しでも届いたら、とても幸せです。》(竹内竜次、石井暁子)
入場料は全席指定で前売り2,700円(当日3,240円)です。
フォレストヒルミュージックアカデミー生徒さんは1割引です。
皆さま、ぜひこのコンサートにお越しください!
よろしくお願い申し上げます。