フォレストヒル音楽工房では来たる3月5日(木)に「大萩康司 デビュー20周年記念リサイタル」を〈あいれふホール〉(福岡市中央区舞鶴2-5-1 福岡市健康づくりサポートセンター10F)19時開演にて主催・公演いたします。
フォレストヒルミュージックアカデミー出身で、いまや人気、実力共に日本を代表するギタリストとして活躍する大萩康司氏は皆さまご存知の通りだと思いますが、今回の福岡公演は大萩氏の原点ともいえる博多の地でデビュー20周年を記念するリサイタルです。
大萩康司氏は宮崎県小林市出身。中学校在学中より当フォレストヒルミュージックアカデミーにて学びました。
高校在学中に日本ギター界を代表するギタリストでフォレストヒルミュージックアカデミーの特別講師である福田進一先生にその才能を見出され、高校卒業と同時に渡仏しました。フランスではパリのエコールノルマル音楽院、そののちパリ国立高等音楽院にて学びました。
またイタリアのキジアーナ音楽院にて世界的巨匠オスカー・ギリア氏のもとで研鑽を積んでいます。
そして賞歴としてはギターの国際コンクールとして最高峰とされるハバナ国際ギターコンクールにて第2位を受賞しています。
帰国後からこれまでの活躍は目を見張るものがあり、現在では日本ギター界のトップギタリストとしての評価は揺るぎないものがあります。
日本国内での精力的な活動に加え、世界各国に活躍の幅を広げています。その多彩なレパートリーはルネサンスから現代音楽にわたり、ソロ、室内楽、コンチェルトなど幅広く取り組んでいます。これまでに数多くのジャンルを超えた一流アーティストと共演しており、最近の活動では昨夏にサントリーホールにて井上道義指揮、NHK交響楽団とアランフェス協奏曲を好演し、高く評価されました。
またTV、ラジオなどメディアへの露出も多く、NHK「トップランナー」、TBS「情熱大陸」などに出演。
これまでにCD 16枚、DVD2枚をリリースしていますが、昨秋にはカステルヌォボ=テデスコ作曲「プラテーロとわたし」を波多野睦美との録音で全曲日本語版を世界初の作品として発表し注目を浴びました。
現在も世界的に活躍する傍ら日本各地にて後進の指導にも情熱を燃やしています。
このリサイタルに大萩康司氏から以下のようなメッセージをいただいていますのでご紹介します。
『2020年でデビュー20周年。沢山のお陰様でこの年を迎えることができました。中学の時からお世話になっているフォレストヒルさんの主催でリサイタルを福岡で開催していただけることはとても有り難く、感慨深いです。クラシックギターの特徴でもある音色の多彩な変化や表現の広さが伝わる様に時代や国、作曲家を吟味したプログラムを組んでみましたので、お楽しみいただければ幸いです。』(大萩康司)
皆さま、この記念すべきリサイタルにぜひ足をお運びいただき、九州出身で日本ギター界の宝というべき大萩康司氏を応援していただきたいと思います。
入場料は全席指定 前売り3,500円、当日4,000円(各税込み)です。
フォレストヒルミュージックアカデミー生徒は1割引とさせていただきます。
また九州ギター音楽協会会員の方はコンサート割引券をご使用ください。
フォレストヒルにてご予約を承っております。
ぜひご来場ください!