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森田莉子のパリ留学日記 〜Journal des études de Riko à Paris

昨年フォレストヒルミュージックアカデミーより、パリ国立高等音楽院(フランス)に留学した森田莉子さんより、フランスでの生活についてお便りをいただきましたので、「森田莉子 パリ留学日記 Vol.1 」を5回に分けて掲載します。

尚、8月5日(土)には、西南学院大学内の「コミュニティーセンター」にて、19時より「一時帰国ギターリサイタル」(http://www.foresthill-morioka.com/concert/20230805.html)を行いますので是非お越し下さい!

 

「森田莉子のパリ留学日記 〜 Journal des études  de Riko à Paris Vol.1-2」

 

みなさんこんにちは!森田莉子です。

昨年8月にフランスでの生活を始めて、早一年が経とうとしています。

今回このような素敵な機会を頂けたので、留学までのことも併せ昨年の2月の入学試験やこちらでの学校生活を少し振り返ってみたいと思います。

 

 

前回より 続き〜

そしてあっという間にフランスへ行く日に。初めてのヨーロッパへの期待かつ受験への不安から、飛行機では終始気持ちがふわふわしていて全然眠ることができず、機内の中で音楽を聴いたり、楽譜を見たり、映画を見たりしながら約12時間のフライトを終えました。パリには夜到着しそのままタクシーでホテルへ。入試日の前日には、当時同音楽院ギター科の第二課程に在籍されていた井本響太さんにお会いして学校を紹介していただきました。

受験日当日は集まった受験生の中で一番初めの午前9:30からの演奏で、その後初見の試験。入試はあっという間に終わりました。その後午後からは井本さんがパリを案内してくださいました。有名な観光地を巡り美味しいものを食べたり音楽院での様子をお聞きしたりしながら、短い間でしたが初めてのパリを満喫しました。

 

試験日当日に結果発表があると思っていた私は、その翌日に日本へ帰る便をとっていました。しかし合否の結果は次の日に現地で発表されると知り、現地での結果発表を聞くことはできず日本へのフライト中にメールで通知を受け取ることに。そのことから、帰りのフライト中はとにかく結果が気になり落ち着かずソワソワしながら過ごしました。昨年2月頃は海外からのフライトの乗客には一週間ほどホテルでの隔離が義務付けられており、日本の空港に到着するやいなやPCR検査や隔離のための手続きへ。その際にフライト中に届いていたメールから音楽院のサイトにとび、入試の合否を確認。そして無事に合格が記された書類を目にしました。それからはフランスで生活する家を探したりフランス滞在のためのビザ申請をしたりと夏の渡仏に向けて少しずつ動き出しました。 ~次回に続く

パリの街並み

パリ市内の公園

サクレクール寺院

サクレクール寺院の中