去る5月27日(日)に八女市市民会館〈おりなす八女〉にて「ライナー・キュッヒル &福田進一デュオコンサート」が行われました。
ウィーンフィルのコンサートマスターを45年間務めたライナー・キュッヒル 氏と日本を代表するギタリスト福田進一先生との円熟の極みとも言えるアンサンブルは会場に詰めかけた聴衆に大きな感動をもたらしていました。
ギターという楽器が室内楽においても、その素晴らしさを目の当たりにすることができたコンサートでした。
当日の演奏曲目は
E.イザイ/ヴァイオリン ソナタ Op.27〜第6番(ヴァイオリン・ソロ)
N.パガニーニ /協奏風ソナタ イ長調 Op.61〜M.S.2
F.タレガ/アルハンブラの思い出(ギター・ソロ)
J.ロドリーゴ/祈祷と舞踊〜ファリャ讃歌(ギター・ソロ)
M.ファリャ(コハンスキー編〜福田進一改編)/スペイン民謡組曲
P.サラサーテ/アンダルシアのロマンス Op.22-1
〈アンコール〉N.パガニーニ /カンタービレ ニ長調 Op.17
終演後にフォレストヒルがCD販売をさせていただき、サイン会が行われましたが、当日の演奏に感動した多くの方々が長蛇の列を作っていました。
キュッヒル先生も福田先生も一人一人に丁寧に笑顔でサインをしていらっしゃいました。
キュッヒル先生はこのコンサートのあとすぐにヨーロッパに向けて出発されました。お忙しいですね!
キュッヒル先生と福田先生の共演はこれからも活動が続いていきます。日本ギター界にとって貴重な組み合わせのこのデュオのますますのご活躍を期待したいと思います。
サイン会、長い列です!
両先生と上野先生、森田莉子さん、大塚勇馬君、森岡です。