去る7月29日(金)に、フルーティストの関根雅裕先生を講師にお迎えして、今年2回目のアンサンブル講座を行いました。
この講座ではアンサンブル楽器としても優れた能力を持つギターと旋律楽器によって、重要なアンサンブル能力を育成する場として、関根先生による実践的な音楽表現の指導が行われました。ヨーロッパで活躍される関根先生によるレッスンは受講者にとって貴重な学びの場となりました。
関根先生はドイツ在住27年で、現在当地の音楽学校にて教鞭を執られるほか、ヨーロッパ、日本にて演奏活動をしておられます。また年間4〜5回帰国して日本各地でレッスンをされています。
また九州ギター音楽コンクールのゲスト審査員を務めていただいています。
今回の受講者は当アカデミー講師の大塚勇馬先生、今月パリ国立高等音楽院に留学する森田莉子さん、上野芽実先生のクラスで学んでいる高校生の小林玄司くんと藤野あかりさんでした。
今回レッスンを受講した藤野あかりさんと小林玄司くんに感想をいただいていますので、以下ご紹介します。
◾藤野あかり(高2)
他の楽器と合わせる事は今回がはじめてでした。
フルートのような他の楽器と合わせると音の種類が増え、より華やかに聞こえていつも1人でひいているときとは違う楽しさがありました。
自分の演奏に集中しすぎて、フルートとギターの、全体の音を聞くことが難しかったです。
これからはフルートとギターの2つの響きを感じながら演奏できるようにしていきたいとおもいました。
◾小林玄司(高2)
アンサンブル講座を初めて受講しました。
とても丁寧で分かりやすく教えて下さいました。
今回のレッスンを受講して室内楽の奥深さを感じ、楽しく学ぶことができました。
関根先生のようなヨーロッパで活躍されている先生に直接指導を受けられてとても良い経験になりました。
またぜひ受講したいです!
フォレストヒルミュージックアカデミーにおきましては関根先生の帰国に合わせてフルートの個人レッスンを行っています。フルートの生徒さんも募集していますので、フォレストヒルまでお問い合わせください。
講師プロフィール
◾関根雅裕(せきね まさひろ)
ベルリン州立ヨーゼフ・シュミット音楽学校非常勤講師,ベルリン・レジデンツオーケストラフルート奏者,シュタットオルケスター・ケペニック音楽監督。
東京音楽大学,ベルリン・ハンス・アイスラー音楽大学を卒業。フルート,ピッコロ,フルート教育を学ぶ。
日本国内では室内楽を中心とした演奏活動に並び,「函館フルートセミナー」や「活水女子大学音楽学部フルートセミナー」に講師として参加している他,各地でセミナーを開いている。
2019年より九州ギター音楽協会主催「九州ギター音楽コンクール」にてゲスト審査員を務めている。